パーフェクトストーム 迫りくる世界同時「大不況」
2019年9月発行
本書の概要
・ペンタゴンの黄金律によって相場を予測している。
・2019年ごろに株が頂点をつけ、2024年ごろに底になる(これはハズレ)
・2020年の米国大統領はバーニーサンダースなどの左派ポピュリストが大統領になる(これもハズレ)
・ペンタゴン(五角形)の黄金律によって相場を予測している
本書ではペンタゴンの黄金律によって相場を予測している
これは正直、本を読んだだけではわからないから
理屈がよくわかっていない
本書の予測はだいたいハズレているので
あまり真剣に考えるべきではないという感じになったいる。
・株と為替の予測はだいたい外れている
本書では2019年ごろに基本的に相場が天井をつけて
2024年ごろに大底になっている感じで書いているが
それはだいたい外れている。
・2020年の大統領選挙では左のポピュリストになると予測(これもハズレ)
本書では米国は約40年新自由主義が続いており
米国の格差がとんでもなく広がっているために
トランプはその「新自由主義体制」の最後の大統領と予測をしている。
そして、2020年の大統領選挙ではトランプは再選されないで
次はバーニーサンダースみたいな左派ポピュリストが大統領になると予想。
当然、これはちがった
2020年は新形コロナもあったためか
ジョーバイデンが大統領になったが
2024年にトランプが再選をしてしまう。
トランプは新自由主義の幕引きにふさわしい大統領というのは
正しいのかもしれないが、長く大統領になっている。
・アベノミクスは相当批判している
本書ではアベノミクス(低金利、円安政策)を相当批判している
特に上場投資信託(ETF)の日銀買い入れに対しては相当批判をしている。
また、円キャリー取引が相当大きな「爆弾」になっており
それが巻き戻るとドル円65円にまでなると予測をしていたが
現在ではこのときよりも円安が進んでいるため
「爆弾」がさらに大きくなっているように思う。
・中国は2030年までに景気後退をすると予測
本書では2018年から中国の景気後退が始まっており底は2030年ごろになるという
これは習近平が2022年を超えて、ずっとトップにいることが理由とされるが
黄金律的なことが大きいらしい。
しかし、個人的には中国が
不動産バブルが崩壊しているとか、若者の失業率が高いとか
ネガティブな情報がそこそこあるが
なんというか安定している感じがしているので内部のことはよくわからない
特に現在では米国はトランプ政権でハチャメチャな感じがしており
相対的に中国の存在感が増しているように思えるので
景気後退という部分についてはよくわからない。
・金利、ゴールドについては的中している
個人的に本書で株価、為替については
だいぶ外れていると評価しているが
公平に見て本書で正しいと感じるところも書こうと思う
個人的には米国長期金利、ゴールドについては今のところは当たっているように思う
黄金律で米国の長期金利は2022年3月が大底としている
厳密にはコロナショックのあとが金利の底になっているが
コロナ後、ウクライナ侵攻でのインフレによって
低金利というのは完全に終わったという見方はキッチリ当たっているように思う
そして、本書が正しいとするならば
これから金利というのはインフレが高くなっているので
2041年まで高金利が続くという。
金(ゴールド)については
現在は金と比べて通貨を増刷しすぎたために
その金本位制度の基準を見れば金は1オンス20800ドルになるらしい
しかし、当時は1オンス1300ドルくらいだったので
2026年現在は相当値上がりしている。
本書ではドルの通貨の信認を取り戻すために
ブレトンウッズ体制が復活し「準金本位制度」になると予測をしている。
その時期は実は黄金律で2027年ごろと予測をしているが
これが的中するかどうか

