書評 『高市早苗という病』

ネット右翼

作家の適菜収氏が
現職総理の高市早苗を徹底的批判した書籍

過去には安倍晋三も相当批判しているので
もちろん高市早苗も相当批判している

本書では高市早苗が
稀代の詐欺師で承認欲求と上昇志向の塊であり
そのために安倍晋三も統一教会も小道具としかみていない。

・若いころは超肉食系女子だった

高市早苗は若いころは超肉食系で
落選したときも「かわいそうなオンナ」というのを演じて
オトコを捕まえていたらしい。
付き合っている人がいても、他にいいオトコがいたら「つまみ食い」をするということを平気で語る。

過去には福島瑞穂とも対談をしていたが
福島のほうがどっちかというと奥手っぽい。
母親は保守的な人間だったらしい。

こんな人間が「保守の女神」として担ぎ上げらえるのはどうなんだ?

高市はこういう「ギャップ」使って
メディアを渡り歩いてきた
そして「バカなのに」総理大臣になってしまった。

・高市早苗はキャリアの最初からウソをついている疑惑がある

高市早苗は若いころ『米連邦議会立法調査官』という
肩書を名乗っていたが
実はその言葉自体創作であり
近い肩書だと米国議会調査局に所属する公務員専門職であるが
それは米国籍でないとなれないので
高市早苗のキャリアは嘘っぱちである

事実はコングレッショナル・フェローとして
議会事務局の研修生である
要は『職業体験』みたいなものを肩書として
捏造していたのだ。

それだけではなく
当時の米国のパトリシア・シュローダー議員の事務所で
研修をするために「日本の軍事専門家」というウソをついた

さらに驚くことは
それをインタビューで平気で語っていることだ

しかもその肩書を使って
サブリミナルテープの広告塔にまでなっている

これについて「過去のこと」と庇うネトウヨがいるのかもしれないが
だったら、学歴のことでウソをついていた某伊東市長があんなに話題になったので
現職の総理大臣の肩書で騒がないのがおかしいだろう

・高市早苗はパフォーマンスが多い

高市はパフォーマンスが多い
ただ、外交で場でのパフォーマンスは危ういものが多い
よく知られているのがドナルド・トランプの隣で
ピョンピョンはねているところだが
個人的にはフランスのマクロン大統領と
「かめはめ波」のポーズをしているのは知らなかった

これは「外交の場で肝っ玉が据わった私」を演出できて
国内でも「ウケる」という計算があるのだろうと書いている

しかし、外交的な戦略はゼロである
例えば「台湾発言」については
官僚の書いた内容から逸脱してアドリブでの発言だが
要は戦略的なシュミレーションが一切ないが
ウケるパフォーマンスでしかないということ

一番の問題は「台湾発言」でも
高市支持者は他責で「きいた岡田が悪い」という論調になっている

・電波で生まれた高市が電波を止める

高市は椿事件(反自民党の放送をしていたことを発言していた事件)
で「反自民党」として当選をした
そのときはテレビ朝日側を庇っていたが
安倍政権下では総務大臣として
自分が不利になる報道では「電波停止」をちらつかせメディアが委縮をしている
その問題は現在も尾を引いている

高市は「外国人政策」として
外国人に厳しいポーズをしているが
裏では経済界とつながっているので
外国人を増やしながら、ネトウヨに対してもいい顔をして
どちらも票田にしている。
ただ、これは少子高齢化、人手不足の問題で
どこまで通用するかわからない。

そもそも、安倍政権下での外国人を増やす政策を
閣僚として止めてこなかったので
高市は別にが外国人政策に対して特に考えていないのだろう

・高市早苗のツケは国民が支払う

本書ではほかにもサナエトークンとかいろいろ高市早苗の問題を書いている

高市早苗は承認欲求と上昇志向の塊で
外部に承認を求め続ける
維新の吉村知事に「ほめちぎれ」と言ったのは衝撃

高市早苗はそのためにウソをつく、愛国者を気取る
一部のネット右翼とかが高市早苗を賞賛し
批判する人を「反日」「売国奴」などと決めつけてバッシングをする。

異論を言う人が少なくなる
逆に右翼雑誌とか変なインフルエンサーとかが「高市さんはようやっとる」みたいなことを書き
それに騙される人が一定数でてくる
結果として選挙で大勝させてしまった。

無党派層のなかには
「高市早苗は選択的夫婦別姓に反対」
「高市早苗は女性天皇を否定している」
ということすら知らない人もそれなりに多かったらしい。
だから、皇室典範改正で「愛子天皇阻止」みたいなことになって
驚いている人も多いと聞く。

現在が物価高などの経済問題に加えて
熊本地震、関東の大雨なども起こり
イラン戦争も余談を許さないので危機対応の真価が求められる。
関東が大雨なのにSNSで火の鳥とかゴキブリとかの内容を投稿していたらしい。

しかし、高市政権にその危機を乗り越える能力があるのか疑問であるが
もし高市政権に危機を乗り越える能力がなかったとして
そういう政権を選挙で大勝させ、さらに支持をしている人がそれなりいることになる。
このツケをどこかで国民が支払うことになってしまう。

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