推し活が恋愛感情を吸収している?

コムドットは登録者数を回復できるのか?400万人割れでも専門家は「勝ち組」と評価、求められる「全方位脱却」 | 女性自身
「すべてが順調だったわけではなかったんです。視聴者のみんなを不安や悲しい気持ちにさせてしまっていたと...

コムドットが最近炎上しており
400万人いた登録者が減少しているらしい。
「俺らがいないと日本が終わる」という迷言もあるが
これはキャラ設定なのか、本気で言っているのかわからない

コムドットをほとんどしらないので
試しに動画を見てみようとしたら
動画の長さが50分以上と現在のyoutuberとしては
かなり長いものになっていると感じた
倍速で見ても30分近くになる

今時の若者は
コスパ、タイパを考えて
さすがにこのような長時間動画は基本的にあまり見ないのかと思ったが
そうでもないのか

これに400万近くの人が登録している
つまり定期的に見たいを思っている人がそれなりにいるのは
コスパ、タイパ時代の若者については異例だろう

それを考えると理由は
おそらくコムドットに「推し活」している人が
相当いるのではないかと思った。
別に「役に立つ」とか「おもしろい」とかで動画を見るわけではなく
「好きだから」「推しているから」動画を見る

逆に長い動画を見ることが
「愛の証」と感じる人もいて
コムドットの動画が長いのは
意図的にハードルを上げているのではないかと考えた
そのハードルを超えた子に特別感を感じさせるためのものなのか?

「ホス狂い」という本を読んでも感じたが
恋愛というものが、こういう「推し活」に吸収されてなくなっているのではないかと感じた
テレビ中心のメディアの過去ならともかく
現在のネットメディア全盛期なら
コムドットだけではなく、インターネットで探せば
金持っててイケてる(と思われる)男がいくらでもいる

そんな状況では
身近な等身大の男性と恋愛できるのか?
どうしても恋愛のハードルが高くなってしまうのではないかと感じる

否が応でも、比較されてしまう
すべての人は同世代で成功している(ように見える)人が
SNSに大量にいて
自分が頑張っててもしょぼく見えてしまう
それによって自己評価が下がってしまう

現在は人手不足で騒いでいるが
10年ほど前は、多くの仕事では「お前の代わりはいくらでもいる」とか言われてきた。
その理由は機械などで
仕事が単純化されて、スキルのない人でも
簡単にできる仕事が大量にあるとされている。
日本人がやらないなら、安い賃金で働く外国人にやらせればいいというわけという雰囲気があった。

現在でも似たような言説で「AIによって仕事が奪われる」という感じに変化しているが
最近の人手不足騒動はどこまで本当なのかわからなくなってくる

つまり、現在の格差社会では
勝ち組とされ、発信力がある「コムドット」がカネも愛も大量に受け取れる
スキルがない(とされる)一般人
得に所得が平均より低い人や非正規雇用の人は
カネも愛もうまく受け取れない

もちろん、強者必衰が世の常らしいので
現在成功しているyoutuberも5年後、10年後にどうなっているかわからない
そもそも最近のyoutuberは稼げているのかもわからない

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