「コロナは終わった」ということになっていく?

新型コロナは5月から5類になり
毎日の感染者も発表されなくなったので
危機感が大きく薄れた

しかし、別にコロナが変わったわけではなく
法的にコロナの扱いが変わっただけなので
危険度はまったく変わっていない

ただ、中国で
ゼロコロナからフルコロナに変化したときに
感染拡大によって死者が大きく増えると言われていたが
最近ではこのこと自体がもう忘れ去られている

だから、新型コロナについての報道が
なくなると日本はもう「コロナは終わった」という意識になるが
街ではマスクをしている人が
今もそこそこいるので、本当にコロナが終わったというのは
次の感染拡大が起きても
社会的に大したことないということを
認識してからだろうと思った

今まではGOTOキャンペーンとかで
人の移動を活発にしたが、そのあとに感染拡大により
医療がひっ迫するということを繰り返してきたが
これが終わったと言えるのか?

ここで一番ためされるのが
「5類にしたら、コロナ禍は終わる」という言説が本当かどうかの問題
要はコロナ禍はメディアがつくった「インフォデミック」であるということで
それによって社会活動が停滞し、社会の活力が大きく低下したという主張が中心になっていると思う

それは事実かもしれないが
同時に「コロナはただの風邪、大したことない」という言説を同時に振りまいていたと思う

本当に「5類にしたらコロナは終わる」が正しいなら
ここから完全にもとに戻しても、
医療がひっ迫しない、死者数もほとんど増えない
ということになるが、現実はどうなのかわからない

もう一つは
コロナに関係する陰謀論がコロナ禍がおわったことによって
収まるのかが気になる

例えば、
「コロナは中国のウイルス兵器」
「ワクチン接種したら、2年後に死ぬ」
とかいろいろあったが、
特に反ワクチン団体が事件を起こしたりしたり
コロナ禍とウクライナ危機では陰謀論が脅威になると思い知らされた

これはコロナが終わったことにより
このような陰謀論が終わるのか
そして、それが検証されてほしいがどうなるのかも気になる

日本では「PCRは偽陽性がでるので増やす必要はない」
という言説が出てきたり、コロナ禍ではいろいろな情報が出ていた
それが検証されずに終わっていくのだろうなとは思った

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