『日本人はなぜ戦争へと向かったのか』 感想

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2025年は戦後80年ということで年末はユーネクストでこの番組を観ていた
2011年ごろの特集らしい

なぜ、日本は戦争に突き進んだのか?

この問いは難しいのかもしれないが
この番組では基本的に
満州事変ごろの出来事かキーポイントになっている

満州事変とは南満洲鉄道が爆破される事件(実はこれは日本軍の自作自演)
によって、紛争が起こり日本が満洲国という傀儡国家をつくることになる。

日本が満州国をつくったことで国際連盟から
批判をされるが日本側は
「植民地主義がある時代なので批判をそこまでではないだろう」
という楽観論になっていたことが裏切られる
さらに世論により満州国を手放すことができないので
社会的に孤立していく

日本は孤立していくなかで
同盟国を探そうとするが日本と協調できる国家が
ナチスドイツ、イタリアしかいなかった
特にドイツと組むのは慎重になっていたが
日本はほかに組むことができなかったという

・メディアも民衆を煽っていた

メディアも民衆を煽っていた
当時のメディアは新聞
そして、当時のニューメディアはラジオであった

近衛文麿は当時の日本放送協会の総裁だったので
ラジオを使って戦意高揚させる報道を徹底的にした

当時は新聞も「国益」のためには異論を出しにくい空気があった
地方紙で戦争に批判的な記事を出すと
不買運動、軍部の圧力などによって抵抗する力を失っていった

そして、戦意高揚の空気が強くなると
それに民衆が煽られて
さらに政府もその空気に逆らえなくなってくる

自分たちが煽った空気に巻き込まれて
抵抗できなくなってくる。

満州事変から日中戦争になっていき
メディアは「勝った、勝った」という空気を出しているが
戦争が終わる気はしない
世界大恐慌から間もない時代もあって不満はたかまっていく

その責任を「英米が支援をしているからだ」と
大衆が責任を外国に向けてくる
それによって日米開戦の空気が一気に醸成される

政府やメディアがつくりだした空気が跳ね返ってきて
政府の決断をしばっていくことになる。

・リーダーは戦争を避ける決断ができなかった

リーダーは戦争を避ける決断はできなかった
理由は日中戦争でいままで費やしてきた
兵士や戦費が無意味だったということを直視しなくてはいけなく
満州国も手放さないといけないこ
それにより、民衆や軍部を説き伏せることができないからだ。

当時はアメリカに勝てないことは誰もがわかっていたが
戦争を回避する決断ができなかった

そして、決断を先延ばしにしてくると
米国は強硬姿勢をつよめて「ハルノート」を突き付けてくる
これが最終通告だったので、日本は戦争へと突入してしまう。

・戦争が始まってからも終わらせ方を考えていなかった

戦争が始まってから、短期的には日本は優性だった
ここで資源を「獲得できる領土を持ったまま戦争を終わらせるか」
それとも「戦線を広げて米国を圧倒するか」という決断を迫られる

そのときにどのように戦争を終わらせるかということを考えていなかったので
戦略がなく玉虫色の決定になってしまう
そうなると、曖昧な戦略のせいで戦闘が行き詰まってきて
日本の犠牲がどんどん大きくなってしまう

現代から見て、日本が勝てない戦争に突っ込んでいったのは
外交で孤立することを厭わなかったことと
メディアが権力批判をしっかりできなかったこと
大衆がその熱狂の空気に乗ったことだと考えられる

・この番組を観て現代を考える

戦後80年の2025年の出来事を見て
高市政権の台湾発言、核武装発言など問題発言をしているが
それを批判する人に対して「立憲が悪い」とかバッシングをしたりして
政府に対しての批判が抑制されている

そして、中国が警戒し米国も日本に対して批判的な態度をとっている部分もあり
世界的に孤立をしている
それにもかかわらず高市政権の支持率は高止まりしている。

その後、中国の観光客が減ったことなどにより
経済が悪化して、その責任を
他国や外国人に押し付けようとする風潮によって
まずいことが起きるのではないかと危惧している

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