『 決定版 一億総ツッコミ時代』 感想

最近、『決定版 一億総ツッコミ時代(マキタスポーツ 著)』を読んだ

本書では現在は「ツッコミ過多時代」だと喝破している
だから、本書では「メタではなくベタで生きろ」と提案をしている

ベタというのは
恋愛、結婚、子供とか
夏には海水浴にいくとかそういうことらしい

本書を読んで思ったのが
ベタなものは少なくなっていっているなと感じた

本書で名前が出ている
松本人志さんは現在、理由はどうあれテレビに出れない
再起不能に近い状態になっていると思う

中居正広さんなんて
本人は少し前は芸能活動はできるようなことを発信していたが
それがひっくり返り芸能界引退になってしまった

仮に番組の視聴者が
「彼らの才能は素晴らしい」と思ってもテレビに出られない
本人の中では「ベタ」な生き方なのかもしれないが
その『トラブル』は客観的に見て性加害になるかもしれない

現在では不倫ですら、相当ツッコまれるのに
性加害なんてとても再起不能は難しくなっている

ジャニーズ問題を見ると
今までベタだと思っていたものは
実はここ30年~40年程度の歴史しかなくて
それはまったくベタではないものを、ベタだと思っていただけなのかもしれない
時代が変わるとベタなものも変わっていくことになる

この本では最近はツッコミ過多らしいが
コロナ禍を経てそれが加速しているように思ってしまう

東京オリンピックがそれまで
オリンピックと言えばお祭りでベタなものだったが
コロナ禍ではオリンピックも観客なしでやるようになった

ベタなものはなくなっていくどころか
「ツッコミ人間」がベタになっていくのかもしれない

石丸伸二氏が「再生への道」という政党を立ち上げたが
公約がなく、「議員の任期が2期8年」ということだけらしい。

今まではNHK党や教育無償化を実現する党など
ワンイシューであっても
一応政策というものはあった(それが建前だけとしても)

それすらない政党を
注目されていく政治家が作るのは
ツッコミ時代を象徴するものかもしれない

そもそも石丸伸二氏は
支持されているが、支持した人はどんな政策を支持していたのかわからない

タイトルとURLをコピーしました