ツイッターでコミュニティノートが
できたことにより、デマ防止を期待できるとされるが
問題も多いらしい。
![](https://notsanzoku.fool.jp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/8a2c2bfe140246f87378abd8599413ad.jpg)
具体的にはコミュニティノートに「役に立った」という評価が足りないと
ノートが表示されないとしている
つまり、コミュニティノートでは「真実」はイデオロギーに左右されるということらしい
個人的にコミュニティノートが開発されて気になるのは
「『colabo問題』のようなことが起こったときにコミュニティノートでデマを軽減できるのか?」
ということだった。
そもそも、colabo問題とはなんだったのかと考えると
もともとは若年女性支援をしているNPOが不正会計をしているという疑惑であり
それに、colaboのバックに「ナニカグループ」と名付けられた左翼系の組織がいるということだった。
もちろん、監査の結果不正はなかったとされ
さらに「ナニカグループ」なんてものもデマだった
しかし、この手のデマや陰謀論が長く大きく広まってしまった
これについてはコミュニティノートで訂正できるかというと
個人的には難しいと思う
不正会計などは内部に詳しい人間でないとわからないし
コミュニティノートでデマを訂正をする人が
「colabo側の人間」と認識されると
「役にたった」と評価されず、真実であってもコミュニティノートが表示されない
つまり、検証自体が難しい陰謀論では
コミュニティノートの効果は期待できないのだと思う
そもそも「ナニカグループ」の存在自体検証不可能だろうし
特に日本のツイッターでは
dappi問題を見るとわかるように
反リベラル寄りのアカウントが影響力を持っている
「脱糞民主党」というロゴを作った人は
立憲民主党か訴えられている
その人は一般人でありながら、
裁判費用で80万円以上の寄付があったと調べて驚いた。
つまり、日本のネット世論は
基本的に反リベラルに好意的になっていると感じる
コミュニティノートで話題になっているのが
東京新聞のIAEAの中立性に疑義を呈した記事を出したことにより
東京新聞を批判するコミュニティノートが提示されている。
![](https://notsanzoku.fool.jp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/986436612d2ff35707b4d2f72a1b5f29.jpg)
これで思い出したのが
新型コロナ初期にWHOのテドロス事務局長が
「中国寄り」というイメージがネットに蔓延をしたことだ。
このことを書かれたロイターの記事を読んでみると
当時のトランプ政権で新型コロナ対策を軽視していたことや
新型コロナの震源地である中国を公然を批判することによって
情報を公開しなくなってしまうリスクがあることが念頭にあったという。
もちろん、「中国寄り」という批判が起こることを承知していた。
しかし、これは過去のことだとしても
おそらくこのテドロス氏の偏見は是正されることはないだろう
つまり、東京新聞のIAEA批判とコロナ初期のWHO批判は
何が違うのかわからない
IAEAが正しいのなら
WHOの正しかったと認識されないとおかしいのでは?
こうなる理由は日本のネット世論が反リベラルに偏っているのではないかと感じる
そして、その理由はdappiなど
ネット上のインフルエンサーが繰り返し
反リベラルな情報を流してきたのが理由ではないか?
そして、その世論のまま
ツイッターでコミュニティノートは正しく機能することを
期待は難しいと感じる
だから、コミュニティノートで「colabo問題が防げたのか」と考えると
それは難しいと思ってしまう