東京新聞がジャニー喜多川の性加害に向き合えていなかったと
反省の記事を出した
ただ、芸能界スキャンダルだとしても
加害の期間と被害者の人数が桁違いに多い
過去にも告発があり、裁判もあった
それなのになぜ、ここまで放置されていたのか
少なくとも、ジャニー喜多川が存命中にけじめをつけられなかったのか
被害者の告発は今までもあったし
BBCの報道がなければ、何事もなかったかのように
そのままだったと予測される
なぜ、一部の雑誌を除く
ほぼすべてのメディアがこの問題を放置していたのか？
ジャニーズというよりも
メディアはジャニーズの何を恐れていたのかわからないから不可思議だ
一般人が同じことをしようとしたら、速攻で逮捕されるように思うのに
どのような構造で隠蔽されていたのか
圧力があったのか？
あったとしても、なぜ圧力に屈してしまったのか？
メディアも共犯者ではないのか？
メディアはジャニーズの何が怖かったのか？
どこまで加害の事実を知っていたのか？
と思っていた。
しかし、考えてみると
日本って男性の性被害については
冷淡だからこのようなことが起こったのかもしれないと考えていた
東京オリンピックで
森喜朗が「女性は話が長い」ということで
バッシングされたが、
個人的にはそもそも、「女性は話が長いという（委員会でそう言う）人もいる」
という伝聞という意味だったので過剰なバッシングだと思った。
もちろん、伝聞でもダメという意見もあるかもしれない
じゃあ、橋本聖子は過去の過去のセクハラを考えると
到底、次の委員会トップなんて許されないだろうと思った
しかし、それに関しては一応取材しているらしいが許されているのがおかしい
個人的には歴史観に問題があるらしい川淵三郎のほうがよほどマシだったように思う
つまり、ジャニーズ問題ってのは
男性の性被害に対してはメディアは冷淡ということが
遠因になったのではないかと考えている
