衆議院選挙の補選で東京15区から出た
乙武洋匡さんが落選をした
知名度は須藤元気さんと同じくらいだと思うが
それでも彼よりも票が少なく
さらに不倫問題を蒸し返されている
ただ、不倫といっても8年くらい前のことで
同じような時期に不倫をしたケースと言えば
評論家の荻上チキくらいしか思いつかない
もちろん、荻上チキさんの不倫相手は一人だし
乙武洋匡さんを比べるのはおかしいかもしれないが
現在、荻上チキの不倫について主張する人はまったくいないといってよい
神奈川県知事が不倫した記事、さらに下品メールがあったことは
最近のことだが、これも風化している
しかし、乙武さんについてはかなり長い間
不倫問題が語られているように感じる
理由は障碍者なのにここまでインパクトの強い不倫
要は5人相手（5股ではないと本人は主張しているが、だからどうしたという感じ）
をしていることもあるだろうが
障碍者の不倫というが、彼には当然いろいろなサポートがあり
さらに過去にベストセラー作家として名をはせたので
一般の障碍者とくらべることはできない
しかし、世間では彼を他の障碍者を比べてしまう
つまり、彼が今までいろいろなサポートを受けて現在の地位にいるはずのに
それがうまくできない障碍者も同列に語られているのではないか？
もちろん、「結婚した障碍者でも自由恋愛を謳歌していいじゃないですか」
という主張もとうぜん認められるものかもしれない
しかし、それをすべて可能である障碍者はどれだけいるのか
不倫どころか、障害によって恋愛・結婚がうまくできなくて苦悩している障碍者もいるのだろうと考える
それを考えるとそのフラストレーションを解消しないまま
選挙にでると、とうぜん批判される
すべての障碍者が乙武さんと同じような知名度、サポートを持っているわけでないからだ
つまり、彼は障碍者のなかでも
比較的優遇されている層
つまり、運や人やサポートに恵まれた人間だと思うのだが
その主張が不足し「俺は実力ですべて勝ち取った」という空気がでているのが問題ではないかと感じる
つまり、ほかの障碍者が同じようなことはおそらくかなり難しい
それなのに「障碍者でも結婚は普通にできるし、５人とも不倫できるぜ」
みたいなメッセージ性があり、それは乙武さんが特別だからというメッセージが必要だと思った
あと、乙武さんのホームページでは
いろいろな政策が掲げられてまっとうな内容だと思ったが
なんか「インクルーシブ教育」「誰一人とりのこさない社会」「人生100年時代」とか
いいこと言っているが中身がわかりにくい部分が多い
一般人は乙武さんのホームページ見ても何がやりたいのかわかりにくいのだろうと思う
しかも炎上した経済学者の成田悠輔氏とも動画にでているので
政策がどこまで本気なのかわかりにくい
