屋根裏のラジャーの何がダメだったのか書く

『屋根裏のラジャー』というアニメ映画が
爆死、爆死とネットで言われているが
この映画を観た個人的感想

「屋根裏のラジャー」の何がダメだったのか?
ということを独断と偏見で書いていく

ネタばれ全開でいくので注意

そもそも、この映画の登場人物がわかりにくいのでまとめてみた

ラジャー:主人公。アマンダのイマジナリー
アマンダ:ラジャーを作った女の子。途中で事故で意識不明になる
ジンザン:ネコのイマジナリー
エミリ:図書館のイマジナリーたちのリーダー、バンティングにやられて消えてしまう
れいぞうこ:アマンダの母親が過去につくった犬のイマジナリー
Mr.バンティング:イマジナリーを喰って数百年生きているとされる人、見た目は普通のおじさん。黒い女の子のイマジナリーを連れている。

①イマジナリーの世界観がわかりにくい
そもそも、イマジナリーは普通の人から見えないとされるが
イマジナリーの世界を持っている人には見えるらしい。

ただ、イマジナリーの世界は
イマジナリーとそれを生み出した子供には強い影響があるとされるが
作品を見ててもそれがわかりにくい

②ヒロインがいないようなものになっている
ヒロイン候補と言えば、
・ラジャーを生み出したアマンダ
・イマジナリーのリーダー格のエミリ
の二人だが
アマンダは事故で意識不明になり
エミリは中盤でバンティングにやられてしまう
だから、ヒロインは基本的にいないような感じになる。

それだからかわからないが
ラジャー自身がストーリーの影響で
終盤、ドレス姿の男の娘になっている時間がやや長い気がする

③仲間の見せ場がすくない
本作ではイマジナリーの仲間が何人かでてくるが
ラジャー一人で頑張っていて
仲間があまり役に立たないような印象。

ジンザンは訳知り顔だが、特に重要なキャラではなかった
強いて言えば、アマンダの母親のイマジナリー「れいぞうこ」が終盤助けにくる場面。
しかし、そこまでラジャーは交流があるわけではないので
仲間かどうかはわかりにくい

ここまで、酷評をしたが
アマンダがラジャーを生み出したきっかけは
父親の死であるので
そこらへんを語るシーンはよかった。

ただ、全体的に地味な作品なので
あまり売れてないのは仕方ない
自分も強く勧めたい作品かというとちょっとなあ

ただ、ディズニー映画最新作「ウィッシュ」よりはストーリーはよかった

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