グレートリセット後の世界をどう生きるか(長嶋修 著)
2024年10月発刊
本書の概要
・日本の不動産は3極化する
・現在の金融システムは限界でこれからグレートリセットが起こる
・その後の時代はマクロからミクロの時代になる
・著者は日経平均4万円越えを当てた
本書の著者である不動産コンサルタントの長嶋修氏は2年前に日経平均4万円越えを当てたらしいが
予想が的中することが遅れたので批判も多かったらしい
その長嶋氏が今度はこれから
金融システムが大きく変わる
つまり「グレートリセット」が起きると予測をしている
オビに「令和バブル大崩壊に備えよ!」と書いているが
内容として楽観的なので
あまり「暴落本」っぽくない内容になっている。
・不動産は3極化する
不動産は3極化するとなっている
大きく価値が上がるのが15%
なだらかにマイナスが70%
大きく価値を下げるのが15%
という具合になる
本書では不動産はバブルではないという
例えば「晴海フラッグ」は一般論では
オリンピックのあとに不動産価格が暴落するということを
世間では言われていたが
現実は都市部では不動産が値上がりが続いている
しかし、地方など需要が弱い不動産は下落傾向である
・現在の金融システムは持続不可能?
現在の金融システムは持続不可能である
その理由は
①経済のシステムは「借金」になっている
②「借金」には金利がついて回るので膨張を強いられ続ける
社会的に膨張をし続けることは
持続不可能なので、その限界がきて
システムの変化が余儀なくされるという
それが現在(2020年代)という
・ベーシックインカムが始まる?
グレートリセット後の世界では雇用自体が必要がなくなり
年金、社会保障が一本化されて
ベーシックインカムになると予測をしている
AI、機械化が徹底され
かなりの部分で仕事が不要になるという
・混乱期の流言に気を付けよう
混乱期では流言が飛び交うという
90年代にはノストラダムスの大予言で世界が滅びるとか
2012年のマヤ文明予言などが過去にあった
当然、これらによって世界は滅んでいない
2025年7月にも大地震が起きるという予言がある
あとは森永卓郎氏は日経平均3000になるというのも流言にはいるのかな?
・「グレートリセット」で資産を守ることはそこまで書かれていない
この手の本では
「○○が大暴落する」
「ハイパーインフレで通貨は紙くずになる」
とか極端な意見を書く傾向にある
ただ、本書ではあまり「グレートリセットから資産を守る」という観点では書かれていない
株、不動産などは3極化するらしい
著者は金のコインを持っているようだが
そこまで勧めているわけではない
通貨は日本円、スイスフランは「円キャリートレード」を支えていることで
そこまで価値は損なわないと予測をしているが
やはり「グレートリセット」の影響は受けるという
あとは、コミュニティの投資くらいかな?
【まとめ】不動産については詳細、グレートリセットについてはオカルト的?
著者は不動産コンサルタントが本業の一つであるので
不動産についてはある程度詳細に記述していると思った
しかし、グレートリセットに対してはオカルト的という感じがする
ベーシックインカムが始まるというのは本当だろうか?
