暴落本を読む㉑【75年暴落の歴史】「暴落大全」感想

株の爆益につながる「暴落大全」(はっしゃん 著)

本書の要約
・株の暴落は2年ごとくらいに起こる
・暴落の深刻度や期間は「心理的な恐怖」+「実現した悪材料」によってきまる
・暴落はチャンスにもなるが、倒産リスクも高まっている

・株の暴落は約2年ごとに起こっている

株の暴落は約2ごと
具体的には2年3ヶ月ごとに起こっている
これは小さなショックも含めてである(近年では「石破ショック」が近い)

しかし、暴落がおこったときに
大きくリバウンドすることもあるので
実は暴落の時には暴騰もはいってくるという

・暴落の内容は「心理的な恐怖」+「実現した悪材料」できまる

暴落の中身
要は期間や下落幅については
「心理的な恐怖」+「実現した悪材料」によって決まる

「心理的な恐怖」だけでは瞬間的には急落するが、そこまで持続しない
例えば、「石破ショック」(2024年9月)では
株価フレンドリーだと思われていた高市早苗が自民党総裁になると思われていた
自民党総裁は実質次の総理なので高市早苗総理爆誕の期待で株価が上昇していた

しかし、結果としては決選投票で石破茂が自民党総裁となり総理になった
それによって、石破氏の経済政策は株価下落をもたらすと思われていたので
急転直下暴落が始まった
ただ、その後は株価を戻した

スターリン暴落など恐怖心だけの暴落は
一過性のものであると考えられる

・個別株の暴落は難しい

個別株の暴落についても書いている
ライブドア、サンバイオなどいろいろなケースがあるが
不祥事を起こしたものはダメージが大きく
よほど大きな企業でないかぎり、その後生き残れるかどうかはわからない
現在だったらフジテレビがそれにあたるのかもしれない

他にはバブル崩壊型、業績不振などいろいろあるが
どちらにしろ個別株の暴落は
少なくとも暴落後にもとの値段に戻る可能性は低いように思えた

ライブドアについては
株式を100分割し、それが当時(2004年)の制度では
分割した株式を印刷するのに2ヶ月くらいかかるので
結果として株価を吊り上げたということになってしまい
それがライブドアという新興企業の不祥事が大きなショックになった要因のひとつという

・まとめ
本書では75年の暴落の歴史をまとめているが
それを生かした投資方法も書いている

平常時は投資金額の半分(5割)で投資して
暴落が始まったときにもう半分を使って株を買うという方法になる
そして、買った株は利益確定、損切りをした資金をつくり
その投資方法を繰り返すという

基本的に利益的な理由で個別株投資を想定しており
インデックス投資などを考えていない方法だと思う

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