松本人志問題で思うこと

松本人志問題で文春は一貫して
性加害という風潮でやっていて
ネットメディアの一部では、「それは松本さんをつぶすために盛った」
と主張している人もいる

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正直、どちらが本当かはわからない
しかし個人的には新聞報道がこれに対しては
あまり積極的ではないように感じる

新聞各社はジャニー喜多川問題で反省文をだしていた
反省文の内容は基本的に「芸能ゴシップだと思って無視していた、申し訳なかった」
という感じだった

これを読むと
新聞も松本人志にたいしての週刊誌記事について
なにか書くと思っていたが
あまり大手新聞では騒いでいない

自民党のセクシーダンスパーティー事件については
新聞がだしていることを見ると
もう、ゴシップだから無視するということは考えにくい

報道しているのはウェブメディアやスポーツ新聞が多い気がする
あとはそれに後につづいてワイドショーが報道している

つまり、別にテキトーに書いても
社会的に許されるようなところは書いているが
新聞的にはそうではないので確信がまだ得られないと考える

裁判が進んで情報が出てくれば報じるかもしれないが
そのころには世間の関心は薄れているので
どちらにしろあまり騒がれないかも

東京新聞の「松本人志」で検索をすると
この問題には4つくらいしか記事は見つからず
さらに「松本人志さんが裁判で訴える」とか事務的なことばかりになっている

文春の書いているような
「女衒芸人」「たむけんタイム」とかは特にみつからなかった
確定している情報を拾っていく感じになっている

最近感じるのは
日本だけかわからないが
ネット社会では炎上、誹謗中傷を誘発する仕組みを中心になっており
週刊誌、ウェブメディア、まとめサイト、迷惑系ユーチューバーなど
程度はどうであれ
拡散されること、感情を煽ることでマネタイズが成功している側面があって
それにデマ、誹謗中傷などが加わると社会問題を誘発することになる

ジャーナリストの門田隆将氏、産経新聞社が
「野党議員が官僚をつるし上げている」という間違っている記事を書いて
賠償を命じられた

産経新聞社と作家門田隆将氏の敗訴確定、損害賠償220万円支払い命令 森友記事巡り名誉毀損 - 社会 : 日刊スポーツ
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仮に過去にこの記事を読んで
「野党はダメだ!」と感じて
それが投票行動に結びついた人がいたとすれば
メディアが社会を歪めているという批判は免れない

それどころか、この「間違っている記事」を今も信じている人も
それなりにいるかもしれない

新聞の影響力を考えると
確定していないことは書けないのが
慎重にしすぎていると話題にならない
難しいところだ
逆に文春は週刊誌でありながら
事実上それ以上の役割を担うことになってしまったので
新聞、テレビメディアに近づくようになってしまった感じがする

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