経済学者の小幡績氏は
毎年、年末に「○○年は株が暴落する」というネット記事を書いている。
つまり、今年は「2024年には株価が暴落をする」というネット記事を書いている。
2024年「世界の株価が暴落する」と読む7つの理由
2024年、株価は暴落する。皆さんは「小幡さん、またですか……」と言うだろう。このところ、年末になると「来年、株価は暴落する」と毎年書いているのは自分でも知っている。しかし、皆さんと私のこの予想に対する…
小幡氏はあまりに予測が外れすぎているので
ヘッジファンドだと自分は生き残っていないと自嘲している。
別の経済学者の森永卓郎氏は
「2023年中に植田日銀は利上げをする」と予測を雑誌でしていた
それも結果として外れた
(イールドカーブコントロールの基準を引き上げたのは事実上の利上げかもしれないがまあそれでも外れたとする)
一番はその理屈
たとえば、前述の「日銀は利上げ」をするという予測では
「植田総裁は、財政緊縮派の岸田総理の言いなりなので利上げをする」としていた
しかし、岸田政権の支持率が急落しており
2023年初期はその考えが正しくても
いくら緊縮派でも利上げをして
株が暴落するというリスクを今は起こせなくなったのではないか?
つまり、経済予測は難しいということだ
仮に理屈があっていて「株価が暴落する」というのは事実でも
そのタイミングを当てることは難しい
そもそも、2024年1月から新NISAが始まるとかで
利上げがしにくくなったとかもあると思う
要は「資産形成で積み立て投資」をしろと
いうのに前のめりになりすぎてはいけない。