裏金問題で自民に騙されたという人がいるらしい
「政治とカネ」なら今まで
「桜を見る会問題」とかあったので
正直、いまさらだなとは思うが
まあ、遅くても気づいてよいとは思う
しかし、そこで本当に選挙で「野党に投票できるか？」が問題だ
今回の裏金事件はいろいろ大騒ぎをしているが
国会議員の逮捕はどこまでいくかわからない
しかし、大騒ぎをしていた「桜を見る会」とか
コロナ禍でオリンピックをしていたことがあっても
与党は選挙で勝っていた。
話は変わるが
人気お笑い芸人の松本人志が
過去の性加害がどうとか報道されている
松本人志の90年代の本
『「松本」の「遺書」』を読むと
彼は「一般タレントがビビるスキャンダルもお笑いのネタにする」と豪語していたが
過去はともかく近年は難しくなっているのではないかと思う
もちろん、性加害が事実としたらよくない
しかし、「性加害をした松本人志は芸能界引退をしろ」
と本気で思っている人はどれだけいるのか？
本気の怒りはどこまであるのかがわかりにくい
これは回転寿司でいたずらをした若者にも
同じようなことが共通する
もし、「芸能界引退はやりすぎだ」と考えていたとしても
それを口に出すのは憚れる
性加害を擁護しているように思えて、さらに炎上するリスクがあるからだ
つまり、このケースでは松本人志の対する怒りは
どこまでなのか可視化しにくい
それに比べて、政治では選挙で意志を示せる
裏金問題は誰がどこまで逮捕されるかは別にして
もし、ほどんどの議員が逮捕されなかったとして
もし国民が「許せない」と思ったのなら
次の選挙で「与党（自民、公明）に投票しない」という意志を示すことができる
大半の議員は逮捕されないかもしれないが、選挙で落選させることによって
「許せない」度合がある程度わかる
もちろん、「野党に投票」と一言でいっても
「選挙区で事情がある」とか
「維新、国民民主は与党に近いので野党としていいのか？」
という意見があると思うが
それでも「野党に投票する」ことができるかが国民の試金石ではないか
