「大暴落」金融バブル大崩壊と日本破綻のシナリオ
(ジム・ロジャース、渡邉美樹 著)2024年4月発刊
本書の概要
・世界経済危機が起きる
・日本は財政破綻をする
・日本がやっていくには移民受け入れるしかない
・ジムロジャースは日本人に嫌われている?
ジムロジャース氏はウォーレンバフェット、ジョージソロスと並ぶ
「世界3大投資家」と呼ばれているが
日本ではすこぶる評判が悪い印象がある
今までジムロジャースの本を読んでいなかったが
日本に対してネガティブな予測をしている
そして、その対策のために移民受け入れを提案している
さらに中国に対しては不動産バブル崩壊しても覇権国になる可能性があると言っているので
中国に対してネガティブなイメージを持つ日本人にはとっては
耳が痛いことなのだろうと感じた
・世界金融危機がくる?
本書ではジムロジャースが世界金融危機がくると言っている
その時期は2024年以降と書いているが
それでは曖昧なので
「2025年~2027年には世界に不幸な国民があふれている」と書いているので
ここらへんで危機がくるのかな?
渡邉美樹氏は日本が金融危機の震源地になるという
日本人なのにジムロジャースよりも日本に対して悲観的なように思う
さらにこの危機が問題を他国に擦り付けるような形で
戦争にまで発展する可能性を危惧している
危機の時には商品(コモディティ)の投資の時代になるらしい
ジムロジャースは金融危機のあとハイパーインフレになると予測をしている
・日本は財政破綻をする?
ジムロジャースと渡邉美樹の二人とも
日本は財政破綻をすると言っている
理由は日本は債務GDP比が250%をこえていて
尚且つ、日本は少子化が進んでいるからだという。
近年話題になったMMT(現代貨幣理論)については否定的
これを解決するには少子化対策と移民受け入れが必須だという
現在の日本では円安が進んでいるなど
外国人に選ばれる魅力がないと考えたが
ジムロジャースは150年前のアメリカは発展途上国でも
移民がたくさん来たので
日本が本気で移民を受け入れる気があるなら移民はくるという話らしい。
・中国が次の覇権国になる?
本書では中国については
不動産バブル崩壊などが起こっても
それは覇権国になるステップであり、中国が次の覇権国になるのは変わらないという
もちろん、不動産バブル崩壊などによって
低迷する期間があるとらしいが
覇権国になる結論は変わらない
【まとめ】日本は危うい
これから、金融危機が来ると予測をしているので
それに備えようという内容
全体的に日本に対してはネガティブ
こういう意見だと日本でネガティブな評価になるのも仕方ない気がする
余談だが、ジムロジャースは高齢なのに
子どもがまだ若いのは驚いた
調べると再婚してそこまで年月がたっていないらしい
あと、渡邉美樹がひと昔前に
ブラック企業の社長ということで有名だったのはジムロジャースは知らなそうだと思った
