暴落本を読む⑲【1ドル500円?】『Xデイ到来 資産はこう守れ!』 感想

『Xデイ到来 資産はこう守れ!』
2022年7月発刊

本書の概要
・日銀は今回のインフレで無策になる
・1ドル500円レベルの円安(ハイパーインフレ)になってくる
・そのためにドル資産と暗号資産で資産を守るべき

黒田日銀の批判が多い
本書は2022年ごろに書かれた本だが内容は多岐にわたっているが
かなり黒田日銀批判が多い

日本銀行は今まで長期国債を買わなかったらしいが
黒田春彦総裁のときに
相当長期国債を購入したので
そのツケでインフレが起こっているらしい

アメリカでは2022年ごろからひどいインフレで
国民は厳しいらしい

・現在のインフレは「通貨刷りすぎインフレ」?

今回のインフレは供給制約、資源価格上昇のインフレではなく
「通貨刷りすぎインフレ」としている
なので金融引き締めをするしか方法がないという。

そして、中央銀行のミッションはインフレファイトであるとされるので
金融引き締めが必要なときは、景気後退のリスクがあっても躊躇なくしないといけないという

日銀は金融緩和をしすぎたため
金利を引き上げられないとして
インフレが抑えられないのでハイパーインフレになるという。

・「Xデイ」とは?

本書ではしきりに「Xデイ」と書いているが
「Xデイ」はどんなことかはっきりと書いていないように思える

おそらく、「日銀の信頼が失墜し、円が暴落するとき」
という認識でいいのだろうと思う

日銀が利上げをする

日銀が債務超過をする

日本の財政が破綻をする

中央銀行の信頼が失墜する

円の価値が暴落する

ハイパーインフレになる

という流れを認識しているのだろうと思う。

しかし、2025年3月の状況を見ると
日銀は普通に利上げをしており(これは著者が想定している利上げと同じかわからない)
長期金利も1.5%を超えている状況になる

本書では黒田日銀がYCC(イールドカーブコントロール)で
「長期金利を0.25に押さえつけていたのは、日銀が債務超過をするため」
と書いていたが
YCCを取っ払い長期金利が1.5を超えても
危機は起きるようには思えない

近年では長期金利が2%を超えると危ないとされているが
どこまで事実なのかはわからない

・ドル資産、暗号資産がいいらしい・・・ただし投資は自己責任で

本書では相対的に強いドルの資産
つまり、ドルMMFに投資をしたほうがいいらしい
そして、ビットコインなどの暗号資産もおすすめしている

ただし、この投資というものは
「保険」に近いので円高に振れると大損してしまうことを想定しないといけない

さらに、著者である藤巻氏は
SNSで投資のことに突っ込まれたときに
逆ギレ(?)して「なんで一銭ももらってないあなたに文句を言われなくてはいけないのか!」
という反応をしていたので
彼の投資法で失敗したときに
説明責任を果たすとは思えにくいので、原則として投資は自己責任でやるべきだと思う。

ちなみにこういうときによく話題に上がるゴールド(金)については
運用したことがないので言及していないが
だったら暗号資産もオススメしないほうがいいのではと思う。

・まとめ

本書がでた2022年から3年ほどたったが
円安がかなり進んだが1ドル500円レベルにはなっていないので
そこまで極端なことになっていないが
これからさらに円安になるかどうかはわからない

ちなみに息子の藤巻健太氏をべた褒めしているが
彼は日本維新から2024年に当選をし衆議院選挙になったらしい
私は大阪万博のカネは財政再建のために無駄な支出だと思うんだけど
本人はどう考えてるのかわからない

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