個人的にcolabo問題は
オタクは博識だと思っていた自分の幻想が
打ち壊されたできごとだった
そもそも、colabo問題とはなにかというと
とあるインフルエンサーが「colabo」という若年女性支援をするNPOに
「不正がある」と言いがかりをつけて
それに同調した言論人、議員、インフルエンサーなどが大騒ぎをし
ネット上でかなり話題になった出来事である
結果として、そのインフルエンサーが監査請求をした結果
colaboに不正はなかったということが証明されたのだが
インフルエンサーが「不正はなかった」という事実を受け入れないのが理由かわからないが
colaboの間違った情報は払しょくされず、実害もあるらしい

ただ、この騒動はネット上でそこそこ有名になったが
テレビ、新聞などのメディアではあまり取り上げられないので
ネットに詳しくない人は知らない人も多いのかもしれない。
さらに「のりこえねっと」などに裁判をしているらしいが
もう、一般人の自分では情報を追いきれない状態だ。
何が言いたいかというと
colabo問題で盛り上がったオタクが多かったことにより
「オタクは博識」という自分のイメージは崩れ去ってしまった。
なぜ、オタクは博識とか思ったのか?
おそらく、漫画やアニメ、小説でも映画でもいいが
フィクション作品を多く触れることにより
社会を相対化でき、俯瞰して見られると思っていたからだ。
この問題で騒いだ人間にどれくらいオタクがいるかどうかわからないが
インフルエンサー本人のインタビューでは
本人は「無職一般富裕オタク男性」を自認しており
複数のコンテンツがフェミニストに炎上されたことを理由を指摘して
「ケシカランという理由で作品を燃やしたからには、だったら自分のところは潔白なんだろうな」
という動機で不正を探し出しららしい

つまり、動機はオタクの義憤ということになる
なのでcolaboを叩いているのはオタクだという認識が広まったように見える
ただ、「作品を燃やした」という部分を一理あるというのが
「温泉むすめ」というコンテンツについては
賞を辞退したことにより炎上の影響がある程度でているように見えた
フェミニスト側が辞退まで望んでいたかわからない

しかし、大事なことは
「萌え作品を炎上させたこと」
「NPOが不正をしている」
ということは当然ながら何も関係がないことだ。
だから、監査の結果「不正はなかった」という結果を
早々に受け入れ
「colaboに不正はなかった、疑ってすまんかった」
というべきだったが、それができなかったのが問題で
その影響でNPOを苦しめている。
よくフェミニスト批判で使われる
草津町議の性被害が冤罪だった事件は
中心人物は一応謝罪をしているのだが
colabo問題にはこれすらない。
だから、もういくところまでいくしかない

しかし、こうなると
もうオタクにとってこれは大きな汚点になるのではないか?
今までオタクは
古くは宮崎勤事件
2000年代は小林薫事件が話題になって
「オタクらしき人間が犯罪を犯すと、オタクは犯罪者予備軍と言われる風潮」
に長い間あらがってきたとされる。
その努力が水の泡と消えるのではないか?
この問題は一部では
「デジタルジェンダーバックラッシュ」といわれる
つまり、家父長制に戻そうとする社会の力関係が働いているのではないか
と考察する人もいるらしい
これはオタクにとっても同様で
このバックラッシュ(反動)では
「オタクは犯罪者予備軍」に戻ってしまう出来事のひとつではないかと考える
